息子から突然のライン

息子

この2日で私の中で大きな変動がありました。

まず、一昨日の月曜

夕飯時に、嫁から突然あらたまって話があるといわれた。

こういったときは、たいてい深刻な問題の件で、かつ以前から言わなかったが積もり積もっていた問題であり、当人はまったく気づいていなかったことに違いないと直感して、いきなり緊張感が走りました。

例えていうなら別れ話を切り出されるような感じ。

今は結婚してるので、それに置換するなら「実は離婚したい」といったことも考えられる・・・

話を聞くと、そういった類のものではなかった。

もうすぐ車検。

愛車も10万キロを優に超えて車検の都度修理費用がかさむ。

なので、新車を購入したい。

ここまで聞いて、今の俺にそんな余裕はないと言おうとしたところ、嫁が続けて話し続けた。

購入資金の半分はおねえ(嫁の従妹)に出してもらい、残りの半分を自分で出すとのこと。

ここまでで、いろいろ聞きたいことが一気に湧き出てきたが、まず聞いたのが、なぜお姉が資金の半分も出してくれるのか?

ということ。

嫁の話が本当であれば、理由は手助けしたいから。

そんなウソのような本当の話があるのか?
と思ったら、なんとすでにかなりの大金(金額はきかなかったが、数百万レベル)をお姉から譲り受けたそうな。

これを援助するお姉もお姉だが、もらう嫁も嫁だ。

でもって、一旦その金から即金で払う半分にあてて、後から日々のパート代から穴埋めするのだそうな。

つまり、鼻から私の資金は当てにしておらず、自分たちで買おうという考え。

それなら好きにすればいい。

ということで落ち着いた。

が、最後に、二人ってどんな関係なんだ?と改めて聞くと

友達?

と答えたので

親子じゃないの?

というと、
そうだね。

だと・・・

 

なんとも不思議な関係だ。

あと、嫁が、息子には私が支払うという話をすることでいい?
と聞いたので、

それはダメでしょ。
実際と違うし。

事実をそのまま伝えたらいい、と言っておいた。

そのあとで、私は寝て、私が寝た後、息子がバイト先から買えり、嫁から一通りのことを聴いた模様。

で、翌日
いつものように家を出る。

すると、駅に着き直前になってスマホにラインが送信されたのを気づく。

小走りに歩きながら内容を確認しようとすると、
どうやら息子から

このタイミングでもともとラインでやり取りがほとんどない息子からラインが来ることにドキッとする。

不安がよぎる中、斜め読みでなにやら、昨日嫁と話した車の購入についての長文の内容。

そこでいったん終わらせ、まずは駅に急ぐ。

駅に着き、そこで改めてラインの内容を読んで驚いた。

ラインには以下のことが書かれていた。

母ちゃんから車の話は聞いたよ。その話がやっとでて車を変えようという気にはなったらしいが、その話が出てしまった時点でとても恥ずかしいことであることをわかってほしい。うちは車をしかもファミリーカーを新しくすることすら叶わないほど貧乏なのだろうか?今まで俺はこの家庭で育ってきてそこまで貧しいとは一度も感じたことはない。また、他人に車の資金を恵んでもらわなければ生活がままならないという風にも感じたことはない。興味がないから車に金を使うのはもったいない、ならば世の中の人々は全員が全員家電などに興味をもって買っているだろうか?興味がなければ冷蔵庫は買わないだろうか?そうではない人が多いだろう。それは家電が生活にとって必要なものだからである。では車は家電のそれとは違うのだろうか?確かに車は家電とは金額が違う。しかし今の車をずっと使い続けることが本当に新車を買うよりも経済的であると言えるだろうか?古い車は自動車税が高くなる。燃費もそうだ。明らかにうちの車は今の車とは燃費が違うだろう。その面からしても決して今の車が安上がりとは言い難い。金を出さないお前がよくそんなことを言えるなと思うかもしれない。しかし、自家用車を一学生を当てにしていこうと考える親も親である。息子としては今は自分のやりたいことに自分の稼いだ金を使わせてほしいものである。母ちゃんはあまり強く言わないだろうが、息子である俺からはちゃんと言うことは言っておきたい。別に800万もする高級車を買えとは言っていない。多分選ぶことになるだろう車はあらゆる車が蔓延る中でもお手軽に買えるものだと思っている。今まで不自由なくここまで育ててきてくれたことにはとても感謝をしている。ならば、車も助けてもられなければろくに買えないダサい父親ではなく、最後までちゃんと育ててくれた父親という誇れる存在になってほしいと思う。

この通りの改行なしの文章

読みずらさにもイラっと来るが、内容にはもっと不快に感じた。

文章全体からにじみ出る上から目線なオーラ

特に、違和感を感じたのが、「自家用車を一学生を当てにしていこうと考える親も親である。息子としては今は自分のやりたいことに自分の稼いだ金を使わせてほしいものである。」という部分。

昨日の話では、そんなことは聞いていないとラインで聞くと

別の答えが(答えになってない)

そこで、より具体的に、車の購入費用をお前が一部負担するということか?

と聞くが、それ以降返事はなし。

つまり無視

これをきっかけに、私の中で、息子は、今までもお互いのコミュニケーションが疎遠だったが、さらにその溝が深まった気がした。

もちろん、直接的な会話は皆無。

あらためて振り返って、まずもって、こんなことをラインで、しかも読みずらい文体で、本人が外に行っている時を見計らって送信するということに対して激しい怒りと不快を感じた。

そして、次のように言いたいのだな、と解釈した。

お前の稼ぎが少ないのを恥ずかしくないのか?

そこで、私は、改めて自分の今の状況と将来の夢を照らし合わせ、今回の出来事をポジティブにするためにどうしたらいいかと考えた。

それは、一刻も早く億らねばならないということ。

そこで具体的には、作業量の捻出として以下を決めた。

朝と週末の調理は、今週で終わらせる
食事中に動画などを見たりでダラダラするのをやめる
家族が家にいないときの一人エッチをやめる

さらに、今後行動を変える中で、息子と起こることが予想される問題についても考えた。

私は夜早く寝て朝というか、日付が変わって起きる。
すると、遅くまで起きている息子が起きたらまだ起きていることもある。

今までは、一人の時間を尊重して、そんな時は、外にジョギングに出て、息子が寝静まったのを確認してから戻るようにしていた。

が、そんな気遣いも正直馬鹿らしく感じた。

実際、自分が一人で過ごしたいといういわばわがままのために、家族の行動を制限するなど言語道断なはず。

そういうシチュエーションで、もし、息子が今後「まだ寝てろ」的な発言をした際は、このことをストレートに伝えるべきだと考えた。

実際、自分の部屋があるわけだから、リビングで一人で過ごすなどはわがままでしかない。

そして、億った挙句には、稼ぎで人を判断するなどは愚かしいことだと言ってやりたい、そう思いました。

ホワイトエンジンならぬブラックエンジンを利用して、今の状況を打開するという私のたくらみだが、確かにいい加減結果を出さないといけない。

そう前向きに考えた。

 

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