ウインブルドン2013年
マレーが77ブリにイギリスに優勝をもたらしました。
終わってみればセットカウント3-0
でも、相手は世界ランク1位のジョコビッチ
ちょっと流れが変わればひっくり返るとも限らない緊張感ある試合でした。
しかし、強かった。
あのジョコビッチの厳しいリターンをものともせずに切り返す技は見事。
世界ランク1位に輝きながら、
唯一ウインブルドンの優勝を手にできなかった
イワン・レンドルコーチの笑顔がサングラスの裏から見えるようでした。
この大会でもう一つ印象的だったのが、
アンパイアのジャッジメントでした。
プレーヤーが異議を唱えれば、3回まではコンピューターによる動画判定を受けることができる。
でもそれをしなければ、仮にミスジャッジでも判定は覆らない。
つまり、ジャッジに対するプレーヤーの自己責任も問われるスポーツなんですね。
これが、日本のプロ野球であれば、
ミスジャッジしたことに対する非難が来そうですが、
そこはこだわらずに淡々とプレーが継続される観客の姿勢に驚きました。
決勝戦ではミスが目立ったジョコビッチですが、
芝生で足を取られるプレーが頻発するウインブルドンですが、
彼の滑った際のスローモーションを見ると、きわめて安全な滑り方というか
怪我を回避する動きというか感心しました。
めだたない部分での技も確認できたことも収穫です。
私にとっても特別な今年のウインブルドンでした。
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